ゆるっと愛らしい表情に、ほっと心がほどける。
やさしい手描きのタッチで仕上げられた、ペーパーマッシュの動物たち。おとぼけ感のある表情が魅力で、眺めているだけで穏やかな気持ちにしてくれます。
素材には、捨てられるはずだったコットンを再利用したコットンパルプを使用。日本の「張り子」と同じ手法で、ひとつひとつ丁寧に手づくりされています。そのため、表情や色合いに少しずつ個性があり、世界に同じものはありません。
お部屋の片隅や玄関に置くだけで、やさしい空気を運んでくれるアイテムです。
~ ペーパーマッシュって何? ~
「ペーパーマッシュ(papier-mâché)」って、少し不思議で素敵な言葉ですよね。フランス語で“噛み砕いた紙”という意味があり、紙を水や糊でやわらかくして型に重ね、ゆっくりと乾かして形をつくる、昔ながらの手仕事なんです。
この技法は14世紀ごろ、ペルシアからインドのカシミール地方に伝わり、独自の文化として花開きました。職人さんが一筆一筆、模様や絵柄を描き込んでいくんです。こうして生まれる作品は、一点ごとに表情も彩りも少しずつ違っていて、それがまた魅力なんですよね。
そして、ちょっと素敵な話をひとつ。インドではネコは“家族を守る幸運の象徴”とされているんです。女神シャシュティ(Shashthi)という、子どもを守る女神がいて、彼女の乗り物がネコ。そんな背景から、ネコは“家を見守る存在”として、大切にされてきたんですね。
長い歴史をもつペーパーマッシュの世界ですが、今では職人さんの数が減り、技を受け継ぐ人も少なくなってきています。だからこそ、こうした作品を手に取り、暮らしの中に迎えることは、伝統を未来へとつなぐ“小さな応援”にもなるんです。」
・キリン 全長15×幅3.5×高23.5㎝
生産地:インド









